40代からの資産運用は長期積立投資がおすすめ!目指せ老後資金2,500万!

ズボラ大人女子
ズボラ大人女子
・今を思い切り楽しみたいけど老後の生活費が心配でケチケチ生活…
・老後に必要なお金について知りたい
・将来に備えて資産運用にチャレンジしてみたい
・節税効果のあるNISAやイデコを有効活用したい!

人生100年時代、出生率の低下、コロナ対応資金で国家予算逼迫…
老後の資金や年金について不安が増してます。
現実をしっかり把握し、少しでも早く老後への準備を始めるべきです。
「人に迷惑を掛けない楽しい老後」を迎えるためにはどうしたら良いのでしょうか?

この記事で分かること

    • 老後に必要な生活費について
    • リタイアまでに用意しておくべき必要資金額は?
    • 40代からでも資産運用を始めた方がよい理由
    • 40代から老後資金2500万を目指すには?

おひとり様の老後、生活費に必要なお金って幾ら?

おひとり様の老後、生活費に必要なお金って幾ら?

自分の年金額を知る

日本年金機構などで出されている年金額、220,724円は「夫婦2人分の老齢基礎年金を含む」月額です。
単身者(おひとり様)・女性となると金額がグッと下がります。

三井住友銀行の年金試算シミュレーションで将来もらえる年金額を計算してみると、約11万円/月となります。
(算出条件:女性、45歳、60歳でリタイア、年収300万…以下もこの条件とします)
※年金の詳細は「ねんきんネット」で確認できますが利用登録が必要です

高齢者の生活費平均額

総務省統計局高齢単身無職世帯の家計収支(2018年)によると、生活費は約15万円で、年金約11万円を支給されても約4万程不足しているという状況です。

以下は持ち家の場合を想定された結果という事なので、賃貸の場合、生活費は15万+αとなります。
また、団塊の世代が60代になる20年後には物価が上がり、年金受給の条件などが更に悪化し受給額が下がる可能性もあります。

高齢者の生活費平均額

年金受給までに準備すべき資金額はいくら?

年金受給までに準備すべき資金額はいくら?

上記から年金だけでは心もとない状況というのが分かります。
それでは、実際幾らの資金を用意しておけば、安心して老後が迎えられるのでしょうか?

60歳リタイア、65歳から年金を受給する場合の必要資金

公的年金の受給開始年齢は、原則65歳からなので5年間の生活費は貯蓄を取り崩す事になります。
単純に計算すると、生活費15万×12ヶ月×5年=900万円 必要になります。

65歳から受給し90歳まで生きた場合の必要資金

生活費15万と年金の差額4万×12ヶ月×25年=1,200万円 必要になります。(100歳まで生きたら1,680万円)
受け取り年齢を繰り下げれば、最大で42%年金額が増額されますが、長生きする事が前提ですね…

(今から考えるのは嫌ですが)病気になったり、葬式代など余裕を持って2,500万円位あれば、人様に迷惑は掛けずに済みそうですが、果たして40代から目指せる金額なのでしょうか?

40代からでも資産運用を始めた方がよい理由

お金に困らない老後を迎えるために資産運用を始めよう!

40代からでも資産運用を始めた方がよい理由は、運用期間が長い方が効果が出やすいのと、月々の負担額が少なくなるからです。

複利の効果を味方につける

複利効果とは、運用で得た利益を再投資し更に利益を生んで膨らんでいく効果のことです。

例えば100万円を年率3%の金利で5年間運用した場合、単利(元本に利子がつく計算方法)と比べ複利効果はプラス9,000円となります。
複利と単利|40代からの資産運用は長期積立投資がおすすめ!
楽天証券より引用

「5年でたった9,000円の差?」と思われた方!
これが10年、20年となった場合、大きな差になっていくのです!

資産運用は早く始めないと複利の効果も得づらくなります。
時間を味方につければ複利効果を最大限に活かした投資が可能となります。

月々の負担額を減らし今の生活も守る

野村證券の「みらい電卓」で「65歳までに2500万」を達成する為に必要な額をシミュレーションしてみます。
想定利率:3%、積立期間:20年の場合、7.6万円/月 の積立が必要と出ました。
25年で算出すると5.6万円/月になります。

お金に困らない老後を迎えるためには、できるだけ早く資産運用を始めた方が月々の負担は軽くなります。

長期・積立・分散投資でリスク回避!

長期投資のメリット|40代からの資産運用

上記にも書いた「複利の効果を味方につける」のが最大のメリットですが、長期で運用することで利益のバラつきが抑えられ、収益率が安定していくメリットもあります(リスクコントロール)

積立投資のメリット|40代からの資産運用

元手がなくても少額から投資が始められるのが最大のメリットです。
ネット証券では毎月100円から、Tポイントなどから積み立て可能な商品もあります。

分散投資のメリット|40代からの資産運用

分散投資は投資対象を複数に分けることで、資産運用に伴う価格変動などのリスクを回避しながら行う投資のことです。
具体的な分散の方法としては、日本株だけではなく米国株を買ったり、投資信託を買ったりといったやり方です。

長期・積立・分散投資のデメリット|40代からの資産運用

・元本割れの可能性がある
・手数料がかかる
・短期間で大きく増やすことは難しい

銀行の金利が0.001%の中、利子だけをあてにしていては老後資金は準備できない状況です。
メリットとデメリットを知った上で自分に合った投資方法を選びましょう!

40代からの資産運用、何から始めればよい?

40代からの資産運用、何から始めればよい?

ネットで証券会社の口座を開設しよう!

後述していますが、証券会社の口座はネットで作る事をオススメします。
まずは、メインの証券会社を選びます。
各証券会社のおすすめポイントを参考に、自分に合った証券会社で口座を開設します。

メイン証券会社以外で投資を行う事も可能です。
資産管理の手間はありますが、複数の証券会社を使い分けるのも良いと思います。
例:iDeCoは商品の多いSBI証券、NISAは投資信託購入手数料0円などのメリットのある松井証券 など

楽天証券楽天カードで積立するとポイントが貯まる
・楽天ポイントで積立可能!
・楽天銀行と連携すると普通預金金利が5倍に!
※NISAでIPO利用不可
DMM 株・株取引の手数料が安い
・米国株式は取引手数料0円
SBI証券・Tポイントが「貯まる」&「使える」
・IPO銘柄の取扱数が多い
松井証券・1日の取引合計が50万円以下の場合、手数料が0円
・Amazonギフト券にも交換できる松井証券オリジナルポイント制度あり

節税メリットを受けながら資産運用しよう

iDeCo、NISA、つみたてNISAなど運用益にかかる税金をゼロにできる制度は必ず利用しましょう!

何に投資したいのか、年間幾らまでの投資を行うのかなど状況によって選びます。
ただし、NISA、つみたてNISAは同時には行なえません。

iDeCoとつみたてNISAを運用した場合のシミュレーションを三井住友銀行のサイトから行ってみます。

◆算出条件◆
女性、45歳、年収300万、運用期間20年、運用利回り3%
iDeCo:月額2.3万円(会社に企業年金がない会社員の拠出限度額)
つみたてNISA:年間40万(1ヶ月約3.3万)
iDeCoとつみたてNISAを行う場合、かかるコストは 2.3万+3.3万=5.6万円/月

上記条件だと、資産を運用しながら160万円節税ができる事になります。
また、運用の結果20年後には1,700万程に資産は増える結果に!!
※運用利回りが3%より下がれば減りますが、上がれば資産は上記よりも増えます。

運用期間が20年で2,500万を目指す場合の積立額は7.6万円/月と上記にも記載していますが、iDeCoとつみたてNISAで5.6万/月なので、残り2万を同条件(上記◆算出条件◆)で積立てると(野村證券の「みらい電卓」)積立結果は653.7万円。

iDeCoとつみたてNISAの運用益1700万と合わせると2,354万円と目標の2,500万にだいぶ近づきました!
残り146万は貯金や投資額を増やす事などで対応すれば目標達成です!!

2,500万という数値だけみると途方もない数値のようですが、試算すると「意外といけるかも!」という気がしませんか?

「投資は貯金と違いリスクはゼロではない」という事を念頭に置いておく必要がありますが、低金利で増える見込みのない貯金をひたすら続けるか、多少のリスクを取っても投資を始めるか?
私は自分の将来のために一歩踏み出す事にしました。

実際に資産運用商品を選び購入しよう!

景気や世界情勢、為替相場などをチェックし、運用利回り3%が実現できそうな商品を選び投資を始めます。
初心者が確実に儲かる投資を行うことは難しいので、運用商品の特徴を把握することが必要です。
購入銘柄は「ダイヤモンドZAi」などで勉強しましょう。

◆国内株式・株主優待
1単元=100株からしか購入できないので、まとまった額の資金が必要です。
10万円以下で買える銘柄もあります。
株主優待は、優待名人・桐谷さん曰く「配当利回り3%以上」の商品を選ぶと良いそうです

◆投資信託
運用の専門家が投資・運用する商品、投資信託はオススメです。
楽天証券では投信積立を5万円まで楽天カード決済ができ、ポイントが毎月500ポイント貯まります!
楽天証券の月次買付ランキングなどが参考になります。

<購入前の確認事項>
1)基準価額
2)資産の種類(株式 or 債権 or 不動産)
3)手数料、管理費用

◆米国株
右肩上がりに経済成長してきた米国株は、市場規模の小さい日本株よりは成長性があります。
みんな知ってる「Google、Amazon、Facebook、Apple」GAFA(ガーファ)はアメリカの企業です。

1株から購入が可能です。
ただ、ドル建てで購入する必要がある為、日本円をドルにドル転する必要があり、為替に影響されます。

購入時と売却時の為替レートによっては損する場合もあります。
利益が出た分を日本円に戻す場合、円高時であれば為替リスクに注意です!

例)1ドル100円で100万円分の外貨建ての金融商品を購入した場合
1$=110円(円安)になったら → 価値は110万円
1$=90円(円高)になったら → 価値は90万円

私は米国株投資を中心に行っていますが、たぱぞうさん、バフェット太郎 さんの本はかなり参考になりました。
米国株に興味のある方はぜひ参考にされて下さい!

銀行や証券会社の窓口で商品を購入しない!|注意点

「初心者でよく分からないから窓口で相談して買いたい」と思うのは当然だと思います。
しかし、よく分かってない事を逆手にスタッフのノルマ達成に利用されてしまう場合があります。
私や身近な人の経験上、日頃やり取りをした事のない営業担当者の薦める商品は買わないほうが良いです。

売上を上げたい時期に営業電話が頻繁にかかってきていました。突っ込んで内容を聞くと全くお得でも何でもない商品だったりするので、口座を解約しネット証券に切り替えました。
最初は難しいし大変でも自分で調べて納得のいく商品を買いましょう!

番外編|当たるとデカイ!IPOにもチャレンジしてみよう

投資初心者のバイブル「ダイヤモンドZAi」を読むとIPO(新規公開株)も気になりました。
IPOは「抽選」のため、複数の証券会社から申し込んで当選の確率を上げます。

<IPOにオススメの証券会社>
・SBI証券 … IPOチャレンジポイントが貯まる(SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ
SBIネオモバイル証券 … 1株単位で買える。ユニークな配分方法でチャンスが広がる
・大和証券 … 公開株の割り当てを多く持つ・主幹事になる事が多い

まとめ|40代からの資産運用で目指せ老後資金2,500万!

自分の老後に幾ら必要かを把握する事で、将来設計も立てやすくなります。
時間を味方にし、できるだけ早く積立を始めることで安心できる老後を目指しましょう!
(投資は自己責任!慎重かつ大胆に長期積立投資!)
40代から始めるのも遅くはありません!

投資を始めると同時に節約も必要になりますが、将来のために今を犠牲にするのは本末転倒です。
無理のない範囲で投資を行い、今を楽しむ事も大切です!

投資以外にもお金を得るルートを準備しておく事もおすすめです!
自分にあった副業を40代から見つけスキルを身に着けておけば、定年時はプロとして活動できます。
40代は忙しい世代ですが「備えあれば憂いなし」ですw
未来の自分を守れるのは自分だけですよ!

https://1010kaishin.com/prepare/